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【ミャンマー(ビルマ)数字】
【ミャンマー数字記号を覚える】
ミャンマーでも一般的に使われているアラビア数字(1,2,3,4…)の他にミャンマー数字(ビルマ数字) があります.
一見すると非常に複雑で分かりづらいですが, アラビア数字と似た形(たとえば ၆ が6に似ているなど) のものから覚えていけば, 比較的早く理解できるようになるでしょう. 7 も ၇ ですごく似ていますね。
このビルマ数字は 道路標識や車の登録番号(車両ナンバー), 紙幣の額面などに用いられています.
旅行をされる方はこのミャンマーの数字を覚えたりする必要はありませんが, 長期の出張者やご駐在の方はこの数字を知っておくと便利なこともあるでしょう.
ミャンマー通貨 100チャット札 (左下に၁oo = 100 とあります.)
ミャンマー数字の書き方(記号)
ミャンマー数字の読み方(発音)
1= ၁ (ティッ) တစ္။
2 = ၂ (フネッ) နွစ္။
3 = ၃ (トウン) သံုး။
*1〜3まで(音声)
4 = ၄ (レー ) ေလး။
5 = ၅ ( ンガー) ငါး။
6 = ၆ (チャウッ) ေျခာက္။
*4〜6まで(音声)
7 = ၇ (クォン) ခုနစ္။
8 = ၈ ( シッ)ရွစ္။
9 = ၉ (コォー) ကိုး။
10= ၁ဝ (タセー) တစ္ဆယ္။
*7〜10まで(音声)
日常生活でのミャンマー数字
車のナンバー(右下に ၅၆ ၆၇ とあります.)
答えは 5667 です.
通りの標識に ၁ ၉ と書いてあります。
答えは 19 です. (通り=street)から,『 19 通り』になります.
アラビア数字が横に併記されている場合は特に問題はないのですが, 道路標識がビルマ数字のみであるケースもあって, 現地で運転をされる方は覚えておいた方が良いでしょう.
答えは, 法定速度 90km です.
その他のビルマ数字
<11〜19(発音/音声)>
11= ၁၁ (セティッ)
12= ၁၂ (セネッ)
13= ၁၃ (セトウン)
*11〜13まで(音声)
14= ၁၄ (セレー)
15= ၁၅ (セガー)
16= ၁၆ (セチャウッ)
*14〜16まで(音声)
17= ၁၇ (セクォン)
18= ၁၈ (セシッ)
19= ၁၉ (セコォー)
*17〜19まで(音声)
<10 〜 90(発音/音声)>
—— ဆယ္
10= ၁ဝ (タセー)
20= ၂ဝ (ナッセー)
30= ၃ဝ (トウンゼー)
*10〜30まで(音声)
40= ၄ဝ (レーゼー)
50= ၅ဝ (ンガーゼー)
60= ၆ဝ (チャウッセー)
*40〜60まで(音声)
70= ၇ဝ (コナッセー)
80= ၈ဝ (シッセー)
90= ၉ဝ (コォーゼー)
*70〜90まで(音声)
<100 〜 900 (発音/音声)>
50-3,000 チャット辺りの数字はマーケットなどでフルーツなどの買い物をする際によく使います. 一日, 現地のマーケットで色々と値段を聞きながら巡っていると自然と数字のイントネーションが耳に馴染んできて分かるようになります.
【100の単位】— ရာ။ (—ヤー)
100= ၁ဝဝ (テヤー)
200= ၂ဝဝ (ネヤー)
300= ၃ဝဝ (トウンヤー)
*100〜300まで(音声)
400= ၄ဝဝ (レーヤー)
500= ၅ဝဝ (ンガーヤー)
600= ၆ဝဝ (チャウッヤー)
*400〜600まで(音声)
700= ၇ဝဝ (クネヤー)
800= ၈ဝဝ (シッヤー)
900= ၉ဝဝ (コォヤー)
*700〜900まで(音声)
<1,000 〜 10,000(発音/音声)>
市内のタクシーの相場が数千チャットなので, 料金のやり取りに必要な数字になります. 1,000 – 10,000 までの発音は是非音声で慣れておきましょう.
—- ေထာင္။
1,000= ၁ဝဝ (タタウン)
2,000= ၂ဝဝဝ (ナタウン)
3,000= ၃ဝဝဝ (トウンタウン)
4,000= ၄ဝဝဝ (レータウン)
5,000= ၅ဝဝဝ (ンガータウン)
6,000= ၆ဝဝဝ (チャウッタウン)
7,000= ၇ဝဝဝ (クネタウン)
8,000= ၈ဝဝဝ (シッタウン)
9,000= ၉ဝဝဝ (コォタウン)
10,000= ၁ဝဝဝဝ (タターン)
*音声まとめ 1,000〜10,000 まで
千(1,000) と 万(10,000) の表現・発音の区別が日本人にとっては難しかったりします. 千(タタン)と万(タターン= 万の方が音が長く伸びる)は意識しないと同じに聞こえてしまう事があります.
千(タタン)は有声音(発音した際に息が出る=ティッシュを口の前に置いて発音すると息で動く)であるのも意識してみると良いでしょう.
ミャンマー紙幣札束の世界(体験談)
100,000= ၁ဝဝဝဝဝ (タテイン)
お金のやり取りの中で, 10万チャットの単位をLakh=ラック(インドで使われている単位)と呼ぶことがあります. one Lakh (10万チャット), two Lakh (20万チャット)など
ミャンマーチャットの支払いや精算など際に大きなお金の単位を扱う際, 1,000チャット札を100枚にまとめたものを輪ゴムで留めて, それを10ずつに固めてブロック状にしたものを幾つも用意しなければなりません.
財布に入りきらない時は, ビニール袋に札束のブロックを入れたり, ダンボールに収めて運んだりしていました. 日本にいたら体感できないであろう”お金観”が生まれます.
最近になって, 10,000チャット札ができたりして, 大分 扱いが楽になりました.
実際), 大きな支払いになるとこうなってしまう.
【参考資料】ビルマ語数字・基本
関連動画: YouTube / Japan for Myanmar
50kmが、90km(標識のやつ)になってませんか?
ちの 様
コメントありがとうございます。今、確認したところ、間違っていました。90kmが正解でした。早速,訂正いたしました。ご指摘有難うございました。